魂の骨格 ストライクウィッチーズ/ゲルトルート・バルクホルン役 声優・園崎未恵 エーリカ・ハルトマン役 声優・野川さくら スペシャルインタビュー
2012-10-26 21:15 更新
「アーマーガールズプロジェクト」シリーズで商品化展開中の『ストライクウィッチーズ』。10月27日新発売の「ゲルトルート・バルクホルン」役声優・園崎未恵さん、12月発売予定の「エーリカ・ハルトマン」役声優・野川さくらさんにお話を伺いました。
また、商品サンプルを手にして盛り上がったお二人にご協力いただき、フィギュアを使ったスペシャルムービーを収録!
■『ストライクウィッチーズ』~作品をふりかえって
――10月26日、『ストライクウィッチーズ劇場版』のBlu-ray&DVDがリリースされますが、同作をふりかえっていかがですか? |
園崎:劇場版は観る側からの期待に応えていると思えるシーンが色々あって、芳佳に対してのシーンや、エーリカとのやり取りが演じていてすごく楽しかったですね。 |
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園崎:そう、「もう行くのかったるい」とか言っていたのに、突然フル装備で出撃しちゃう(笑)。 |
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野川:そういう表情を見せるのは、トゥルーデだけだと思うんですよ。だから、すごくかわいらしく変化しているんです。 |
野川:ちょっとね、だらしない子ですけど(笑)。すごくかわいらしいふたりです。私の(演じる)エーリカは、劇場版ではチョコレートを食べて「美味しい」と言って、復活して戦うシーンがあったんですけど、それは私がチョコを好きなことをスタッフさんが知っていたからなんです。『ストライクウィッチーズ』はTVシリーズも含めて、演者さんの希望や嗜好をけっこうキャラクターに反映されているのを感じました。 |
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園崎:演じ手に寄ってきている感がすごくあるよね。 |
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園崎:かっこよかった!! うちの相棒やっぱカッコイイわ!って(笑)。 |
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園崎:もう初めに観た時に「うちの相棒マジ最高!」って(笑) |
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園崎:試写と合わせて2回目。でも、作品のワールドコーディネイター(軍事考証)を担当している鈴木(貴昭)さんは、最初のアバン(※オープニグ前の冒頭シーン)開けのシーンで、もう泣いてた(笑)。「鈴木さん、早いよ! 早いよ、泣くの!(笑)」って言ったら、「いや、だってもう大スクリーンで、こうやって動いてるだけでさ」って。私も「わかります、わかります」とか、ちょっともらい泣き。 |
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野川:そんなに近くで感動している人がいたら泣けちゃうよね(笑)。 |
■可動フィギュアでの商品化に興奮!!
――お二人が演じたゲルトルート・バルクホルン、エーリカ・ハルトマンが、それぞれ10月と12月に「アーマーガールズプロジェクト」としてリリースされます。 今回、サンプルをお持ちしましたが、アニメーションと比べていかがですか? |
園崎:いや、もう寸分違わないですね、これは。あ、バルクホルンが難しい顔してる! キリっとしている顔と、お説教しているみたいな顔と合わせて3種類付いているんですね。 |
――エーリカ・ハルトマンは、表情豊かなキャラクターなので、増えてしまいました。 |
野川:嬉しいです。やったー! 愛されていますね。手首、肘、腕、足も、足首とかもすごく細かくポーズがつけられるように、動くようになってる。バンダイさんのは、他のフィギュアと違うと、スタッフさんから色々教えてもらいました。 |
――ありがとうございます! 園崎:自立もできます。 |
野川:そう、飛んでいるシーンがとてもかわいかったので、ふたりセットでお買い求め頂けたらと(笑)。1回、やってみる? せっかくだから写真を撮っておこう♪ 野川:感想、何かあります? |
取材中、園崎さんがご自分の携帯で激写!! |
――ちなみに手を繋いだシーンも再現できます。 (※魂ウェブスペシャルページ掲載のバルクホルンと芳佳の手つなぎサンプル画像をお見せしました) |
園崎:あ! ちょっと! 芳佳と! 妹分にめっきり弱い!! 園崎:私、こういうフィギュア大好きなんですよ、実は。女の子向きのお人形よりも、各関節が動くフィギュアとか、デッサンで使うモデル人形とか、昔から好きで。でも、集め始めたら財を潰すぐらい集めちゃうだろうなと思って、なるべく手は出さないようにしていましたが……やはり楽しいですね(笑)。 園崎:そうだったんだね(笑)。私はフィギュア好きなだけに、自分が声を担当したキャラクターがこうやって立体になるのは純粋に嬉しいですよ。 野川:そう、顔とかお洋服とか、いろいろ着せ替えができたら楽しいと思うので、そういう夢を持ちながら(笑)。 |
■声優として大切にしていること
――おふたりがキャラクターを演じるうえで大切にしていること、声優のお仕事についてお聞かせください。 |
園崎:私は洋画の吹き替えのお仕事が多くて、アニメに声を当てるのは、ものすごい気を遣うんです。吹き替えは相手が人間なので、その人の呼吸に合わせて、それをどれだけ取り入れられるかって言うのが、勝負みたいな所があるんですけど、アニメーションは少なからず自分のテンポで演じないといけないし、絵のテンポも考えないといけない。どうしたらこのキャラクターが生き生き見えてくるだろうなと、いつも模索している感じです。特にバルクホルンは本当に難産でした。第1期の4話は大変でした。 野川:いつもはもっと高い声ですよね。 野川:私はゲームが好きで、そこから声優さんになりたくて、この世界に入ってきたんです。ありがたいことにデビュー初期から主題歌も歌わせてもらったりもしていたんですが、演技もあんまり上手ではなかったので現場にいると「歌手なんだよね?」と言われることもあったんです。私はそれが悔しくて。 野川:それぐらいギリギリまで一生懸命確認します。大切なことは、今あるお仕事で十分みたいな満足感を得るんじゃなくて、もっと上を目指したいみたいな感じでひたすら努力を重ねることなのかもしれません。自分を捨てて、“なりきってやる!”といった気持ちで頑張っています。泣き叫ぶ時は、本当に涙を流しているぐらいな気持ちで。 園崎:私、いつも泣いてるよ! 園崎:バルクホルンとエーリカはある意味夫婦のような関係ですから、劇場版はふたりのいい雰囲気のやり取りを感じてもらえたらいいですね。ハルトマンの手のひらの上で泳がされてる感じとか、楽しかったですね。 ――本日はありがとうございました。 |
AGPバルクホルンと、AGPハルトマンでお2人に本気の(?)人形遊びをしていただきました! |
作者:折り紙作家 笠原邦彦 |
園崎未恵(そのざき みえ) 2月7日生まれ |
野川さくら(のがわ さくら) 3月1日生まれ |